うちには娘が2人います。
ちょっとケンカもするけれど、いつも仲良しの3歳差の姉妹です。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
女の子ならではの行事といえば「ひなまつり」ですよね。
男の子の行事に比べるとなんだか華やかで、子ども自身ではなく、母親や祖母の方が気合が入るイベントではないでしょうか。
そこで疑問がひとつ。
しきたり上の答えをすれば、雛人形は1人ひとつ用意すべきとされています。
災いの身代わりになってくれるもの
現代のひな人形というと観賞用のイメージが強いですが、昔から言われているのは”お守り”としての存在です。
長女のひな人形は長女の身代わりだと考えると、次女の身代わりにはなりえないということですね。
そう、条件さえ合うならば…
その条件とは、
- 資金面…買ってくれる人がいるか(基本は嫁の親 もしくは自分たち)
- 場所…雛人形を2セット分飾るスペースがあるか
- 考え方…親が子どものために「雛人形をぜひ欲しい!」と思っている
両家の親の意向もあるし、自分たちだけではもちろん決められませんが、雛人形を買うときには以上が重要なポイントになります。
もしママの雛人形があれば、それでも十分だと思いますよ。
…で、我が家は結局どうしたかというと…
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次女が生まれたとき、わが家の雛人形はどうしたのか?→もう1セット買い足しました

- 旦那さんの実家が広く、飾る場所がある
- 両家の母親たちは「雛人形はやっぱり1人ひとつあったほうがいい」と考えていた
わたし自身は、あまりしきたりや言い伝えなどは信じない方です。でも孫のこととなると、祖母たちはまた考え方が変わるようですね。
ある意味祖父母サイドとしては、ひな人形を用意してあげた!という達成感を感じられるのも大きいのかもしれませんね。
結果的には、姉妹平等な雛人形がそろい、当の子ども本人たちはとても喜んでいるので満足しています。
でも、「うちは置くスペースがないし、やっぱり1つでいいわ…」という意見が聞こえてきそうですね。
ここからは、そんなあなたに使える選択肢をまとめます。
比較的コンパクトな「つるし雛」を考えてみる
スタンドタイプのつるし雛は、飾るのもお手軽でとってもかわいいですね。
すでに持っているひな人形の横に飾ったり、リビングの季節のインテリアとしても活躍してくれそうです。
普通のひな人形を購入するより、購入金額もリーズナブルに抑えられる点でもおすすめですよ。
名入れ木札のみを購入して、上の子のひな人形と兼用する
最近では、名入れ木札のみのオーダーもできます。
木札だけなら、3~4千円で購入できるものも多く、とってもリーズナブルです。
かわいらしいデザインから、シンプルな木札までたくさんの種類がありますよ。
デザイン・インテリア性の高い、コンパクトな木製お雛さまを用意する
リビングや玄関にちょこんと飾れるようなかわいらしいお雛さまもたくさんあります。
木製お雛様なら、子どもが巣立ったとしても長く楽しめますね。
北海道の木製品専門店の手彫りのひな人形です。
木に着色はせずに、数種類の組み合わせの天然の木の色合いで、着物の濃淡を表現しています。
ハンドメイドなので、世界にたった1つのひな人形を探している方におすすめですね。
まるでおもちゃのような、丸いフォルムはついつい手に取りたくなるデザインですね。
プーカのひな人形は飾り台を組み替えることで、3種類の飾り方が楽しめます。
優しい色合いなので、どんなお部屋のテイストにもなじみますね。
ひな人形と同じ”無病息災”お守りの「羽子板」にする
女の子が生まれた時のお正月に贈るとされている羽子板ですが、ひな人形と同じく「無病息災」を願うお守りとしての役割があります。
ひなまつりの時点では、お正月が過ぎてしまっていますが、あえて1年待って羽子板という手もアリですね。
羽子板は箱に入っているタイプのものが多いので、飾りやすく、華やかです。とってもめでたい印象が、素敵ですね。
結局のところ、2人目のひな人形どうすればいいのか?
もちろん、雛人形は1人ひとつ用意するのがいちばんです。
でも現代の生活スタイルに合わせて、柔軟に考えればOKではないでしょうか。
厄災の身代わりや、健やかな成長を願って贈られるひな人形ですが、一番は気持ちの問題だと思います。
親や親戚など、周りの人が子を想う気持ちが、「ひな人形」という形になったのであって、ひな人形がすべてではありません。
いちばん不幸なのは、せっかく迎え入れたひな人形を、飾ってあげないこと!
わたし自身のひな人形は、押し入れの奥底に…
…ということにならないよう、あなたの生活スタイルにあったお雛さまや手段を選んでくださいね。
▼初節句にスタジオ写真を残してみてはいかがですか?
