結婚して主婦になり、母になると、「お金貯めなきゃ!」とか「節約しなきゃ!」と決意を固める方も多いと思います。
もちろんわたしもそのひとり。
結婚した当初は、「よし、家計簿つけるぞ。」と意気込んだり、「食費は1週間○円以内におさめるぞ。」なんて思っていました。
こんにちは、凡人主婦の**aki**(@pochannay)です。
で、今どうなの?というと、きっちりした家計管理は自分には向いていないことがわかりました。
全部、挫折しましたー♡
それでも、コンスタントに年間150万円貯まるような仕組みづくりをしているおかげか、しっかり貯蓄できています。
これから家計管理をはじめる人、今まで色々な方法がうまくいかなかった人…気を落とさないでください。
別にマメじゃなくても、お金が溜まるコツさえつかめれば、いたってシンプルにストレスなく貯めることができます。
この記事では、ズボラなわたしが年間150万貯金している方法をご紹介します。
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わたしの簡単な家計管理は、先取り貯金がすべて!それ以外はざっくりでOKなので簡単

お金を貯めるのにもっともカンタンな方法、それは「先取り貯金」です。
- 月1万円先取り貯金なら、年間12万円に
- 月3万円先取り貯金なら、年間36万円に
- 月5万円先取り貯金なら、年間72万円に…
ただし、収入や家族構成によって、適正な先取り貯金額は変わるので、「いくらが正解」ということはありません。

目的別に積立口座を開設〜お金が必要なときはそれぞれの口座から引き出す
- 旦那名義…基本的に引き出ししない口座(住宅頭金などまとまったお金を貯める)
- 旦那名義…車の買い替え・車検・税金支払い用口座
- 旦那名義…年払保険料用口座
- 長女名義、次女名義…18歳以降まで貯めておく口座(お祝い・お年玉もココ)
- 長女名義、次女名義…臨機応変に使うための口座
- 私名義…困ったときになんでも使う口座
…ということで、我が家では8口座もの積立口座を作っています。
それぞれに予算を割りふって、月末にお金がなくならないように設定しているので自然に貯まる仕組みができています。
ということで、子どものお金はコツコツと貯めることにしています。
現金は必要な分だけ手元に〜家計簿をつけなくても、お金の流れを把握できれば家計管理はOKとした
家計管理をする主婦として、あらゆる方法が三日坊主で終わったわたしでしたが、ひとつ気づいたことがありました。
今では、自分の家のお金の流れさえ把握できれば、細かい家計簿をつける必要はないし、袋分けなども必要ないと考えています。
ルール1 ATMでお金を引き出すのは月1回までにした
お給料が入るのは25日なので、その日以降にATMで現金を引き出します。
- 旦那のおこづかい…3万円
- 食費など…3万円
- 日用品・病院代などの雑費…1万円
計7万円を毎月引き出しています。雑費含め、だいたい週の予算は1万円ですね。
思ったよりお金を使ってしまう人は、ATMでちょこちょこと少額を引き出して、気づいたらけっこう大きな額だった…!という方が多いです。
少額の引き出しなら罪悪感は少ないですが、いくら使ったかわからなくなりがちなので注意したいところですね。
https://www.bonjinshufu.com/archives/2547
ルール2 子どもの送迎などでお財布を持ち歩くのをやめた
あと、ついうっかりコンビニやスーパーに寄ってしまうと、数百円でもお金を使ってしまいますよね。
と子どもにせがまれることもありますが、財布を持っていなければ買えないので、
と、毎日の寄り道を少なくしています。自然とお財布にお金が残るようになりますよ。
ルール3 スーパーでの買い物は週1に〜必要なときだけ週の真ん中に買い足す
自分の暮らしを振り返ってみたときに、スーパーに出かける頻度が多いな…ってある日気づきました。
…って、2日に1回ぐらいやってました。w
子どもが赤ちゃんだった時は、スーパーに出かけるぐらいしか息抜きがなかったのでなおさらだったんですが…。(太りますよね。w)
最近では、食品の買い出しは週1と決めています。
週の後半は、冷凍したお肉や、冷蔵庫の残り物メニューをアレンジできるほど主婦力がアップしたのでわりと生活していけます。
▼かさばって重たい日用品は、Amazon定期便を利用しています
https://www.bonjinshufu.com/archives/8901
ルール4 自分のおこづかいは家計費とは別に設定した
例えば友人とランチをしたり、美容院に出かけたり、洋服などの欲しいモノがありますよね。
自分のおこづかいの金額は、だいたい約2万円。使わなかったら繰り越しています。
自分の口座から引き出すか、自分名義の口座から決済されるクレジットカードを利用するようにしています。
もし子育て中で収入が不安定な場合は、家計管理口座決済でも問題ないですが、食費などとは別に考えるのがおすすめですよ。
https://www.bonjinshufu.com/archives/4585
最近では、paypayなどのキャッシュレス決済を利用することも多いです。普通のお買い物でもポイントが貯まるのでおトクですよ。
- iPhoneはこちら→
paypay_iphone
- androidはこちら→
paypay_android
家計管理のクレジットカードは楽天カード1つに集約〜明細を確認すれば、簡単に無駄づかいを把握できる
楽天カードを選んだのは、ポイント還元率がよく、クレジットカード決済しなくてもポイントが貯まる機会が多いからです。
また、専用のアプリで明細が見やすいのもメリットの1つです。
- ガソリン代、ETC代
- 電気代
- スマホ利用料金
- 子どもと旦那の消耗品代(洋服や必要な雑貨など)
- ネットショッピングの買い物代
↑この辺はすべて楽天カードに集約しています。ポイントがよく貯まります。
クレジットカード決済は、結果的に銀行口座から引き落とされるので、最終的には銀行の口座残高がわかっていれば、十分お金は管理できますよね。
最近では、旦那のスマホを楽天モバイルに変えて、ポイント払いにしていますので、スマホ料金はタダです。
先取り貯金中心の家計管理の壁〜給料日前にお金が足りなくなって、積立口座から引き出しがち
先取り貯金は、いたってシンプルな考え方なんですが、わたしが銀行員時代に、お客様にこんなことをよく言われました。
せっかく貯金をしていても、目標のこと以外に使ってしまったら意味がありませんよね。
しかしながら、先取り貯金を毎月引き出して使ってしまうという人は、ものすごく多かったです。
それはなぜでしょう?
- そもそも先取り貯金の金額が多すぎる
- 毎月の固定費がかさみすぎている
- ムダづかいが多い
1の解決法はカンタンです。一時的にでも、積み立て金額を減らして、適正な貯金できる金額を把握すればいいので。
3の場合は、お給料日の直前にお金がなくて焦ってしまうタイプ。もしお金のムダづかいを自覚しているなら、イヤでも1度家計簿を1ヶ月間つけてみましょう。お金の流れが把握できます。
問題は、2の場合。
クレジットカードの引き落とし日や、スマホ料金、保険料の引き落とし日に、口座のお金がごっそりなくなって焦っているタイプの方です。
ドキッとした方は、固定費を使いすぎている可能性があります。
10円や100円の食費の節約より、1000円、2000円、ときには数万円の固定費の節約の方が、長い目で見てずっと重要です。
固定費を簡単に削減するのに効果がある方法は?
スマホは乗り換えで安くなる!
わたしはワイモバイルに乗り換えました。
現在学割適用中(長女を使用者にしている)なので、月々たった1300円程度のスマホ代で、9GBもの通信料が使えます。
しかも、国内通話は1回10分まで無料なので、実家と連絡をとるときなども通話料を気にせずに済みます。→ワイモバイルをもっと詳しく
旦那は、楽天モバイルを使用しています。
楽天カードのヘビーユーザーでダイヤモンド会員特典が受けられたのが決め手でした。
楽天モバイルも、専用アプリの使用で1回10分までの通話は無料なので、仕事で私用のスマホを使う旦那にはぴったりでした。→楽天モバイルをもっと詳しく
生命保険、終身保険かけすぎてない? その保険は本当に必要か考えよう
日本人は生命保険が大好きなので、ほとんどの人は必要な保障以上に保険に入りすぎている傾向があります。
わたしも銀行で保険を売っていたのですが、お客様への保険見直し提案で、
と問いかけると、
↑これはマジで多かったです。なんか断りにくい…という日本人特有の性格からでしょうか。
↑こういった方も多かったです。FPさんに相談しているだけいいんですが、結婚や出産などのライフイベントがあると、今までの保険を見直ししたほうがいいので、ただただ放っておくのはもったいないです。
必要以上の死亡保障はいらないですし、かけ捨ての医療保険の方がおトクとも限りません。
自分の契約している保険の内容に自信のない方は、1度専門の保険相談の方に相談しましょう。
保険料が半額になるかも? 信頼できるFPに保険の無料相談する
https://www.bonjinshufu.com/archives/8866
電気やガスも自由化で乗り換えができる!シミュレーションして条件があえば見直しを
電気料金は、もしかしたら今より安くなるかもしれません。こちらから電気料金のシミュレーションをしてみて、少しでもおトクになったら乗り換え検討の価値があります。(全国でOK)
また自宅のガス料金も、乗り換えしてみた際の料金の比較がおすすめです。→年間5万円も安くなることも?!プロパンガスの料金比較なら【エネピ】
以上のような「先取り貯金」や「固定費の削減方法」をしっかりと実践していけば、以下でまとめるわたしがやろうと思って挫折したような家計管理方法をやらずしても、お金は自然に貯まっていきますよ!
わたしは以下の4つの家計管理に失敗した!…だけど、しっかりお金は貯まってるよ!
予算を立てる…イレギュラーな出費があったとき対応できない!

年間の予算を立てたり、月予算、週予算など…。家計を管理する上で、予算をうまく立てられれば、必然と貯まる金額を確保することができるという考え。
でも生活していれば、「この出費は予定外だった!」ということだって出てくるはず。
そんなとき柔軟に対応できるならともかく、「予算の立て直しをしなきゃ!」とか、「計画が狂っちゃった、どうしよう!」なんて焦りはじめると、途端にイヤになりました。
…と、明るく開き直りました。
袋分け…細かいお金まで計算して出し入れするのが面倒
封筒などに、予算ごとお金を割り振って家計管理をする「袋分け」の家計管理方法。
クレジットカードで使った分も、予算から差し引いて専用の袋に移したり、余った予算は貯蓄にまわしたり…。
多分、うまく行けば手軽だし、家計簿をつける必要もないし、本当に理にかなった方法だと思う。
でも、細かいお金を、お金を使うごとに出し入れするのは大変ですよね。
小銭の分はどうする?小銭の分、四捨五入して多めに袋の移動してたら、予算なくなっちゃった!
最悪の場合、「うわ、足りない。ATMへ直行だ!」となってしまいます。多めに予算を設定していたとしても、足りなくなってしまいうまくいかなかったときの挫折感は大きいですよね。
家計簿…ただお金の増減をつけるだけになり意味なかった
やりくりする、節約する、お金を貯めるという手段で真っ先に思いつくのが「家計簿」。
最近では、ものすごく機能的な家計簿も多くて、一冊のお値段も手頃なものが多いので、本屋で見かけるとつい「これならわたしにもできそう!」と希望を抱きがちですよね。
でも、「家計簿=使ったお金を記録して行くもの」だと思っていると、失敗します。おもしろくないし、意味がない。意味がないことは続かない。
家計簿って「これだけ使ったのか。ふーん。頑張って家計簿つけられたな♡」で終わってしまいがち。
家計簿をつけることがゴールだと思っていると、その先に何も見えなくて終わってしまいます。
ということで、結婚した当初のわたしは、ただただお金の増減をつけるだけになり、そこから何も生み出すことはありませんでした。
ほぼ白紙の家計簿を捨てるとき、心が痛んだことはいうまでもありません…。
レシートを撮影するだけ…家計簿アプリは手軽すぎて溜まる一方に

スマホが登場し、「レシートを撮影するだけで、自動で家計簿がつけられちゃう!」的な便利アプリも色々試しました。
この方法は逆に手軽すぎて、「いつでもできる」と後回しにしまくって、財布がレシートの山に…。
そして、レシートを家計簿をつけていないからという理由で、なかなか捨てられないスパイラル。
しかも全てのお店がレシートをくれるわけではないので、結局ちょこちょこ見落としがあったりして。手軽すぎるがゆえに、続きませんでした。
ホント、どうしようもない主婦だな。
書籍やネット、インスタなどですばらしい家計管理をしている方は多いですが、目標は貯められる家計になることなので手段はなんでもOKです。
ぜひできることから始めてみてくださいね。